シテ方観世流 河村晴道師の公認ブログです

晴道先生の公演予定を中心にご紹介しております。
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★平成24年5月31日(木)・6月1日(金) 開催予定の
「京都薪能」の記事をUPいたしました。



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2010年6月15日火曜日

平成22年 河村定期研能会 第2回

間際のお知らせで大変申し訳ございません。
次の日曜日、タイトルの催しにて、晴道先生が能『頼政』を勤められます。



平家物語を題材とした能のひとつです。『鵺』でのエピソードがあるように
平家全盛の世でありながら、文武両道の達人として万人に認められ
源氏の身で三位に登ったとして「源三位」の名で呼ばれた主人公・頼政。
その代償に平家への忍従を強いられ、鬱屈した老いの道を歩んでいた
であろう彼が、以仁王を奉じ敢然と最後の戦に挑む物語は
お若いうちは舞うことを許されない曲と聞いております。
晴道先生も、この度は初めて舞われます。

今は藤の名所として知られる平等院。
そこは頼政の最期の地と語られています。
勇壮な宇治橋の合戦と、老武者の生き様を見届けに
是非河村能舞台へお越しくださいませ。

他に、味方健師の能『邯鄲』、狂言『鬼の継子』、仕舞6番と
河村晴久師の解説が予定されております。

日時:2010年6月20日(日)11:30開場 12:30始
会場:京都市上京区  河村能舞台

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